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自動車学校研究所

高齢者講習と自動車学校の将来の相対性について。大丈夫です。たいていの人はいつかは70歳になりますので(笑)! 

Twitterでこんな記事を目にしました。

今日、自動車学校の入校初日  張り切って入校式に行ったら 待合室がお年寄りばかりで あれ?オレ間違ったとこ来た?って思った。

いえいえ合ってます。間違ってません。

そうなんですよ。今の自動車学校、高齢者講習と言う免許更新に必須の講習を、国からの委託を受けて行っているのです。

大体夜間は除いて、講習ワンクール、認知機能検査、そして午後からワンクールというのが一般的な流れだと思います。ですので、午前中、午後に自動車学校に行くと、かなりの確率で、高齢者講習に来られた、70歳以上の方々と遭遇すると思います。そして、駐車場は高齢者マークをつけた方々でいっぱいとか。

そしてこの高齢者講習、令和4年の6月以降に、大きく法改正になる予定です。試験と言う科目が入ります。試験となると、70歳以上のドライバーの方は大変です。まだ詳しい事例が降りてないので、辞令が降り次第、まとめて記録を残すつもりですが…。

間違いなく、高齢者ドライバーは、免許返納の道に促されていると言う…これも高齢ドライバーの事故を未然に防ぐと言うのが、世相に沿っているとはいえ、スーパーまで何キロもあるような地方に住むお年寄りにとっては切実な問題で、免許を返納した後の生活のサポートはあるのか、とか、何せ超高齢化社会は目の前なのですから、今からそれに向けて、できる限り法を整えたり、超高齢ドライバーが増えることを見越して、事故を未然に防ぐための策を練ったりする事は、すごく大事な事だと思います。

自動車学校にとっても、今、電話が鳴ったら それは高齢者講習の予約が、大げさでなく70%であると言うことを鑑みても、この現状をどう捉えるかと言うのは、自動車学校としての課題でもあります。

高齢者講習が始まって、約20年。元は75歳から始まった高齢者講習は、その頃には、女性のドライバーと言うのは、あまりいなかったと記憶しております。明治生まれの方もいらっしゃいましたが、20年前の70歳以上の女性ドライバーは、今よりはずいぶん少なかったと思われます。

それが今では、自動車学校の業務のウェイトの大半が高齢者講習! と言う事に移行しときました。それはやはり、どうしてもご高齢の方と言うのは耳の遠い方もいらっしゃったり、理解力が低下されている方もいらっしゃいますので、お一人お一人に対応する時間も長くかかります。

一人暮らしの方も多く、地方では、運転免許のこともさることながら、その生活自体が問題になっている場合も多いのも事実です。

地方のいち自動車学校が、超高齢化社会の社会問題をどうのこうのと言うこともないのですが、あまりの高齢者講習の多さに、思わず、日本の将来のことも、考えてきたりしました。

自動車学校としても、高齢者講習は大変だけれど、この方々が、お一人暮らしになり、国道まで20分かかるようなところにお住まいで、あと何十年も生活してゆかなければいけないとなると、やっぱり免許証は必要だと思うのです。

スーパーシィティ法案も今すぐに!と言うのは不可能ですし、これは 高齢者にとっても、自動車学校にとっても切実な問題です。

堂々巡りですよね

確かに毎日のように 高齢者のブレーキペダルの踏み間違いがニュースになってますし、では皆が皆,サポカーを変えるかと言うと絶対無理ですしね。

しばらくは今のままでやっていくしかないのですが やっぱり 過疎地に住むとしたら 免許は向こう10年は必要かな?

スーパーシィティの自動運転が先か、ドローン配送が先か!果たして空飛ぶ車か!

と言いつつも、自働車学校の入校性は、いまだにミッション車や、準中型希望も多く、混とんとしています。

でもこの混とんとした、その先に何かが出来そう!

と言う時代も、妄想が楽しみだったりします。

高齢者には、いずれ誰でもなるんだから、今のうちに高齢者の住みやすそうなシティの街作りに首を突っ込んでいたいな。と 思うのです。

 

自動車教習所 代表取締役
由子
少子高齢化、自動運転、オンライン学科教習、 急速に変ってゆく時代を あたふたしながら運転免許の大切さを 真剣に、でも ちょっとポップに発信していこうと思います。

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