教習中の悩み、大げさに言ったら挫折ー。
無事に教習を終え、免許になると、何であんなに悩んでいたんだろう?と悩んでいたのがばかばかしくなる第一人者が 自動車学校での出来事ではないでしょうか。
いえいえ本人にとって大変な事です!
指導員、距離近いし 教習って人生初の至近距離での叱咤激励(激励ナシ!)で、
自分だけ出来てないのでは? いつもダメ出しばかり 緊張のあまり右左もわからなくなる…。
わかります。実は大抵の人がそうなんですよ。
こんな嫌な思いするなら、お金 もったいないけどもう免許はいいわ。
そこまでメンタルがペッチャンコになってしまったら、大変!
メンタルの立て直し方は千差万別ですが、筆者が今まで接してきた方々が 主としてどういうところでつまずき、どのタイミングで嫌になって、悩み、辛いけどもう少し頑張って車の練習してみようかと踏ん張ってみて….踏ん張って良かったと思い始め、振り返ったときには もうすぐ卒業検定! 頑張ってみて良かった!
何であんなに悩んでたんだろう。と、自分でも不思議に思ったりして。
そんな日が早く来ますように。
嫌な出来事ランキングとその攻略法。大体皆同じのようで…。
初日から感じが悪かった
いきなりへこみますね。
指導員もほかの職種と同じように様々な年代の人が集まっています。
若手もいますが、ベテラン率も結構高かったり、そのベテラン勢は気安く話しかけられそうな雰囲気の人が少ないのも事実です。話し方もぶっきらぼうで 初対面でも愛想もなく、常に真顔。
自分の態度を人がどうとるか考えてほしいけど、年代的に無理な所もあるんですよね。
本当に、時代に合ってないですね…。
しかし時代が変わっても 車の運転は ある意味 走る凶器を動かすこと、 それに対する心構えを最後まで教えるのだから 教えるほうも教わるほうも真剣に!
と言う心構えゆえにひたすら、真顔で真剣勝負。教えるほうの感じが悪かろうと良かろうと 教わる側が一生事故を起こさなかったらそれで良し。
そうなのです。怒っているのではなく、ひたすら真面目ゆえに責任を果たそうとしている人も多いので そういう目で見てみたら 感じ方も変わってくるのかもしれません。
初対面で感じが悪い場合でも とりあえず真剣に教えようとしているんだな、と言う ある意味自分のメンタルを試されているとき!(試さなくてイイ!)と思うかもしれないけど、 乗り切る手段として、頭の隅に置いておけば、感じ方も違ってくるかもしれません。
でも 説明を何回もする義務はない! とか 人格を否定されるとか、やたらマウントとる話のみで説明もあったもんじゃない場合は、迷わず苦情ボックスになげこんでやりましょう!遠慮することもないんですよ。
緊張感を解く方法
なぜ緊張するかと言うと、車に乗る、教習自体がはじめての経験で しかもお父さんくらいの指導員が至近距離にいてナンダカンダ。
そりゃあ 緊張するな、と言うほうが無理と言うもの。
教習に慣れてきたら緊張も解けるというもの…、そうなのですが、その緊張で最初は手足が固まってるんですよね~。
考え方を変えてみましょう。
車に乗る時の緊張感ってネガティブな事ばかりでもないのですよ。
むしろまったく緊張感のない運転のほうが問題です、緊張感がなければ自転車が飛び出したときや、とっさの判断が緩んできたりします。
そう思えば教習中の緊張感は ひとりで運転するときのリハーサル。
だいじょうぶ。習うより慣れろの精神で一つ一つ乗り超えていけるはずです。
指導員席に補助ブレーキがあるのですから教習中は何かあっても指導員が サポートしてくれます。と、思えば(緊張の原因が指導員だったとしても)気を強く持てて、教習に対する緊張感も和らぎ、ハンドルを握る手も、リラックスできるのではないでしょうか。
注意ばっかりで進展具合が不安になった時
一回も褒められたことないのに教習だけどんどん進んでゆき 全然うまくできないのにもうすぐ修了検定(仮免許の試験)と言う驚くようなことを言われた時。ええッ! 早すぎ絶対無理ー!
分かります。教習の進み具合って本人が一番分からないですよね。
でも実は教習って、そういうものなのです。と、言ってしまえば身もふたもないのですが、
入校前は 多くの人がハンドルすら握ったことが無かったわけですよね。
それがですね、自動車学校で何時間か練習したくらいでスイスイ乗れるわけが…ナイですよね。
そうなのです。教習って 項目が出来たら次へのステップ、ではなくて 次にいけそうならGO!!と言うやり方がほとんどです。
もちろん安全運転を身に着けることを気を付けながら、と言うわけなので、出来てない感があっても大丈夫なのです。その証拠、ほんの何日前までは 車の運転席に座ったことすらなかったのに、もうカーブも曲がれるようになっているではありませんか。
それって何気にすごい事だと思いませんか?
思い切って仲間を増やしてみよう!
一人で教習にきている方、ついついこんなに出来の悪いのは自分だけ、ネガティブな発想のみ頭の中をめぐり勝ちです。お友達と来られてたら愚痴言ったりできますが一人でしたらなかなか…。
そんな時は 周りを見渡してみたら同じような思案顔の人もいるはずです。皆、だいたい教習でつまずくところはおなじなので 思い切って話しかけてみましょう。
大抵同じ年代の方もいるはずなので、励ましあったり できないところ自慢??とか 自虐ネタになって笑いあったり 時には嫌な感じの○○先生がね……とか、悩みを共有してたら面白い連帯感とかも出来てきて、心も軽くなりますよ。ぜひ、話しかけてみてください!
学科が受からない場合。
期限が決まってしまってる合宿生なら深刻ですね。そもそも自動車学校での学科の試験って 入ってみるまで分からないですよね。
そうなんですよ。以外と知られてないんですよね。学科のテスト回数の多さと 合格の点数。
どのあたりで 模擬テストに受かっていなければ先に進めないタイミングは 自動車学校でに入校してないと イメージがつかみにくいのですが 単純に考えたら 自動車学校では3回90点を取らなければいけません。
まず 仮免許前に90点 こちらは50問 一問2点。
修了検定本番(いわゆる仮免許の試験の時)こちらも同じく50問で90点以上が 合格ライン。
そして 2段階 路上教習になってからまた講義がありますので、卒業検定までに90点。こちらは100問です。
何だか道のりの遠さに気が重くなってきましたが だいじょうぶです、だって クラスのあの子もこの子も、お父さんもお母さんも免許になっているではないですか…。
言い方がむつかしい部分もありますが やっぱり早くテストに受かるコツもあるんですよ。標識とかは ほぼ丸暗記に近いですが 問題は ひっかけ問題ですね。学科のひっかけ問題攻略法。
まあ、最初は引っ掛かりますよね。その、引っかかった時に カチッと2問くらいで良いんで しっかり覚えること。あやふやに覚えてしまったらまた次も迷って間違うのですよ。問題を解くとき よし!その通り!まるッ‼ と言う感じで自信をもって〇×を決めること。そう、2択なのです。
昭和の昔なら鉛筆転がすあれですね。 しかし!合宿は時間に追われています! ひっかけ問題シッカリ覚えて早めに90点を取りましょう!
少し乱暴な考え方ですが、仮免許、5問までなら間違ってもオッケーですよ。
もう無理だあー!と、思ったとき
せっかく免許を取ろう!と 意気込んで入校したのに、辞めよう…。よっぽどメンタル追い詰められていると思いますが、少し思いとどまってください。
真剣に取り組んでても、注意されても うまく運転が出来ない、、悔しい思いをしているし、出来が悪くてつらい時に 隣の指導員席から深々とおおきなため息。
嫌ですね、
そして次のセリフが何回も言ってるよね?
何度も言わさないでくれる?こんなことも知らないの?
挙句はまくしたてるような暴言。
分かってるんですよね。車は走る凶器で厳しく戒めて、決して舐めててはいけないことは。だから厳しいことも多少は自分なりに納得したりしていたけど、
そうではなくて、
どんどん指導員がエスカレートしてきて、
人格を否定されるような言動をされたとき
育てられ方などを馬鹿にされた時。
もちろんセクハラ行為はNG
もはやセクハラは苦情どころか、ある意味犯罪に近かったりするレベルもあり、教習が続けれないレベルになる前に、すぐに女性指導員か受付の女性に相談したほうが良いです。
他にも、運転に関する以外の事で 人格を否定されるような言動があった場合、しかも張本人が結構役職があったりする場合は、その上の人も役職がある人をかばったりする場合も、悲しいかな人手不足の昨今有りがちなので思い切って免許センターか公安委員会と言うところに相談に行くことも、一つの手ではありますよ。
そして、免許を取ってからの生活も想像してみる。
少し足をのばしてランチに行ったり、やり切った解放感を想像してみる。誰しも免許を取る前にも挫折やめっちゃくちゃ何かを頑張った経験もあるわけで、それと同じくらい頑張って乗り越えた経験ができることも、一つの自信につながります。学生さんなら社会人になる前の経験の一つとして、頭の中の引き出しの中に加えてみるのも、それもまた、一生に一度の経験かもしれません。