2022年から、19歳で中型免許が取れる!と言う記事を目にしました。
えっ!じゃあ、普通免許より高いお金出して準中型取ったのは ちょっと早まったか…と言う意見も聞こえてきそうですが やっぱりドライバー歴の浅い年齢の方にいきなり中型免許はハードルが高い!… ですので実際はもう少し複雑です。
平成29年3月から、準中型免許と言う車種が登場し、18歳から普通免許より少し大きな車の免許取得できるようになりました。、将来建設系に進むかも、と考える方々は一気に普通免許のミッション車を飛び越えて準中型免許を取る人も多くなってきたのですよ。
その背景には
簡単に言うとトラックドライバーの不足が表面化、その課題の遠因として「中型免許」の取得要件のハードルの高さが挙げられていました。それは許等の通「20歳以上」「普通免算2年以上の保有」と言うものがあり、例えば高校卒業したばかりで流通系の企業に就職した場合でもすぐに配送業務に就くことは出来なかったのです。
では、普通免許取得後、1年で中型免許を取れるのか。1年で仕事の幅が広がるとなると準中型取らずに1年待っても良いかと…。そんな声も聞こえてきそうですね。
18歳から取得できる準中型ってどんな車?
平成29年3月12日、準中型免許が新設されました。
総重量7.5t未満までの車です。
一般的な普通乗用車が3.5t未満
準中型は3.5t以上7.5t未満と言う事になります。
ちなみに中型免許は 7.5t以上11t未満です。
ざっくり言うと、正に 普通自動車と中型自動車の中間と言うイメージですね。
19歳から中型が取得できる?
何年から?
2022年春以降です。
注意点として
道路交通法の改正後は、普通免許等の取得後1年が過ぎ一定の講習を修了した場合中型免許及び大型免許、第二種免許の運転免許試験を受験可能となります。つまり、18歳で普通免許を取得した場合、一定の教習を終了すれば19歳で取得が可能になるのです。通常の取得可能年齢までの特例期間中(若年運転者機関)に違反が1点基準を出した場合、特例取得者には指定講習期間が実施する講習の受講を義務づけます。通知から1ヵ月以内に講習を受けない場合や時効後に再び基準に該当する違反が行った場合は免許を取り消されることになります。
普通免許を取得した後の一定の教習とは?
2022年6月頃から実用されますが、2021年の現在では、まだ内容は発表されておりません。わかっている事は、1、 2時間の教習ではなく、長時間教習を受けなければならないと言うこと。そして、その長い教習を受けた後、中型免許の教習となりますので、結構お金がかかりますよね。
法改正後の、準中型の免許取得について。個人的な考え
個々の考えによって、もちろん違うわけなのですが、18歳で普通免許を取って、長い教習を受けて、それから中型免許を取るよりは、どちらにせよ、20歳になったら中型免許を取れるのですから、個人的には、やはり、普通免許以上の大きな車を使う職業に就く場合、準中型免許から(もちろん普通免許からでも)取得しておいて、経験を積んでから、中型免許を取得された方が良いよいと思はれます。
働く車として、中型免許を取るときには、助成金もあります。
教育訓練給付金制度と言う制度があります。
転職やキャリアアップのために教育訓練講座を受講する時、厚生労働大臣が指定する条件を満たせば 受講料の1部が支給される制度のことです。例えば中型大型免許を含む特定の資格を取る場合も、教育訓練給付金制度を利用すると、かかる費用は抑えることができます。
しかし…免許制の複雑化とは逆に、昨今の車離れは急速で、長年 自動車学校に携わっていますが年々 車=オートマ。ミッション車の免許取る人ってアナログ好きか、それか仕事で使うから仕方なしに取ってるのね、と言う認識の方も若い世代には多くなってきました。
近頃はミッション車自体がなくなってきて 車と言えばオートマ車 ミッション車のように左手でガチャガチャやってる事が 「なんでわざわざ 苦労してクラッチの練習してるの?」と言う認先になってきたかもしれません。
ただ、建設の現場、配送業務のお仕事に就かれる場合まだまだオートマ限定不可、という事求人も多いのも事実です。
この準中型、普通車と中型のちょうど半分と言うイメージでおおむね合ってます。